📘『ベクトルデータベース』(ISBN: 9784814401796)
AIアプリケーションの土台となるベクトルデータベースを正面から扱う一冊が、2026年9月にオライリー・ジャパンから刊行される予定だ。著者はNitin Borwankar。Word2vecに始まる埋め込み表現の考え方から、FAISSによる類似性検索、SQLiteやPostgreSQL(pgvector)を使った実装、さらにRAGアプリケーションの構築までを、Pythonのプロジェクトを積み上げる形で解説する構成だという。ベクトル検索は「とりあえずマネージドサービスに任せる」で済ませてしまいがちな領域だが、埋め込みの性質やインデックスの仕組みを理解しているかどうかで、検索品質のチューニングもコストの見積もりも変わってくる。手元の環境で動かしながら原理を押さえられそうな点に惹かれる。RAGの精度に悩んでいる身としては、発売されたらぜひ読んでみたい。

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